AIって60年の歴史があるって知ってた?
オンラインでゲームをプレイしながら楽しめる個性的なカジ旅ファンの私。カジ旅って今流行りのオンラインカジノの有名サイトね。ユニークなのはプレイするたびにサイト上で旅が進んであたかも自分が冒険者になったような気にさせてくれるってことなのよ。グラフィックも可愛くてすごく気分が上がる!最近そんなカジ旅のアバターたちのクオリティがどんどん上がっている気がする。グラフィックが滑らかになったというのかな。そのうち動きもついて、今流行りのAiのようになってりして、という妄想がどんどん広がる。
ところでAIって初めて耳にした時はいつだったけかな・・・いや、そんなに昔のことでもなかったような。調べてみると2013年頃から始まった今のAIブームは「第三次AIブーム」と呼ばれてるんだそうな。2013年?そんなに昔なの!?って思ったあなたも安心して。私もそうだから 笑
AIって現在のブームにたどり着くまで、「冬の時代」を含めるとなんと60年間もの歴史があるんだって。ええっ、私の方が若いんだっ!
第一次ブーム
さてちょっとここから真面目にAIについて語ります。
このAI(Artificial Intelligence)という言葉は、今から60年前に世界で初めて生み出されました。アメリカのニューハンプシャー州で行われた「ダートマス会議」で、数学教授のジョン・マッカーシーにより提唱されたのが始まり。
この時代のAIは、コンピュータに「探索」と「推論」という技術を使って問題を説かせることを目的として研究が行われました。
「探索」とは、人間の思考回路を、記号で表現・実行する試みのことです。そして「推論」とは、既知の知識をもとに、解き方のパターンを場合分けし、目的となる条件(答え)を探すことです。
コンピュータがゲームやパズルなどの問題を解くということでAIに注目が集まりましたが、その後1970年には冬の時代が訪れブームは去ってしまいます。この頃のAIは「トイ・プロブレム」と呼ばれる、単純なルールに沿って答えが導かれるだけで、私達の日常を豊かにしてくれるものではありませんでした。
第二次ブーム
AIの2度目のブームは1980年代。この時代はコンピュータに「知識」をルールとして教え、答えを導き出すことを目的として研究が行われました。
この時代には「エキスパートシステム」呼ばれるプログラムが話題となりました。「エキスパートシステム」とは、専門知識をコンピュータに取り込み、その知識を元に動作する仕組みのことです。
第一次ブーム時よりもあらゆる分野で実用的なAIの活用を目指した第二次ブーム。しかし、膨大な知識をコンピュータに教え込むこと、ルール間での矛盾に対応しきれないという難点によりまた冬の時代を迎えます。
第三次ブーム
現代起こっている第三次ブームでは、「機械学習」と「ディープラーニング」がキーワードです。
「機械学習」とは、AI自身が大量のデータを学習し、分類・予測などの処理を行うこと。そして「ディープラーニング」とは、人間が教え込まなくても、コンピュータが自動的にデータを基に特徴を分類できる技術のこと。
第三次ブームでは、AIコンピュータ囲碁プログラムがプロに初勝利したことなどで研究が進み、AIはより脚光を浴びることとなりました。2度の冬の時代を乗り越えたAIですが、コンピュータが人間を超える時代はやってくるのでしょうか・・・